アンパキン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 17:16 UTC 版)
アンパキン(AMPAkine)は、上記とは異なるメカニズムで呼吸促進作用を引き起こす。アンパキンはAMPA受容体(アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-D-アスパラギン酸受容体)に結合し、プレベツィンガー複合体(英語版)を形成する。プレベツィンガー複合体は腹側呼吸器群の一部であり、これらの神経細胞のシナプス後膜に長期電位が誘導されることで、呼吸数が増加する。内因性のAMPA受容体のリガンドはグルタミン酸であり、アンパキンはグルタミン酸と受容体との相互作用を反映する。リガンドが結合するとAMPA受容体が開き、ナトリウムイオンが細胞内に流入し、脱分極とシグナル伝達が起こる。現時点では、CX717(英語版)はヒトでの臨床試験において最も成功したアンパキンであり、副作用も殆ど無い。
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