アカハジロ 人間との関係

アカハジロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 10:27 UTC 版)

人間との関係

水田開発による繁殖地の破壊、密猟などにより生息数は激減している[1][5]1994年における生息数は10,000羽以下と推定されている[5]

日本
上記の通りまれな冬鳥であり、日本は主要な越冬地ではないと考えられている[2]。2013年までの環境省による調査報告では、2003年(1月に12羽が確認されている)を除いて1996年以降は10羽以上飛来した記録はなく、2009年の調査では確認されていない[2]。1973年以前はオシドリを除くカモ類が狩猟鳥獣だったため狩猟されていた可能性はあるが、以降は狩猟されていないため日本国内の飛来数減少の原因は不明とされる[2]
情報不足(DD)環境省レッドリスト[2]

参考画像

参考文献

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関連項目


  1. ^ a b c d e BirdLife International. 2017. Aythya baeri. The IUCN Red List of Threatened Species 2017: e.T22680384A118419819. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2017-3.RLTS.T22680384A118419819.en. Downloaded on 01 March 2018.
  2. ^ a b c d e f g 藤井幹 「アカハジロ」『レッドデータブック2014 -日本の絶滅のおそれのある野生動物-2 鳥類』環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編、株式会社ぎょうせい2014年、236頁。
  3. ^ a b Screamers, ducks, geese, swans, Gill F & D Donsker (Eds). 2018. IOC World Bird List (v 8.1). https://doi.org/10.14344/IOC.ML.8.1 (Retrieved 1 March 2018)
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 黒田長久・森岡弘之監修 「ガンカモ科の分類」『世界の動物 分類と飼育 (ガンカモ目)』、財団法人東京動物園協会、1980年、14-88頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 竹下信雄 「アカハジロ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社2000年、183頁。
  6. ^ 福田道雄、不忍池に飛来するカモ類に関する調査 鳥 1977年 26巻 4号 p.105-114, doi:10.3838/jjo1915.26.105


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