素反応とは? わかりやすく解説

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そ‐はんのう〔‐ハンオウ〕【素反応】


素反応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 07:07 UTC 版)

素反応そはんのう: elementary reaction)は、1個もしくは複数の化学種が直接反応して1段階遷移状態を通って生成物に至る化学反応である。実際は、反応中間体が検出されなかったり、反応が単分子スケールであると仮定せざるを得ない場合はその反応は素反応であると考えられている[1]。見かけ上の素反応が実は寿命の長い反応中間体を含む多段階反応である可能性もある。


  1. ^ IUPAC, Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book") (1997). オンライン版:  (2006-) "elementary reaction".
  2. ^ Gillespie, D.T., A diffusional bimolecular propensity function, The Journal of Chemical Physics英語版 131, 164109 (2009)
  3. ^ Cook, GB and Gray, P. and Knapp, DG and Scott, SK, Bimolecular routes to cubic autocatalysis, The Journal of Physical Chemistry 93, 2749--2755 (1989)
  4. ^ Aris, R. and Gray, P. and Scott, SK, Modelling cubic autocatalysis by successive bimolecular steps, Chemical Engineering Science 43', 207--211 (1988)


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