弟姫とは? わかりやすく解説

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おと‐ひめ【弟姫/乙姫】

読み方:おとひめ

竜宮に住むという美しい姫。

妹の姫。⇔兄姫(えひめ)。

「—、父(かぞ)の憂ふる色を怪しびて」〈皇極紀〉

年若い姫。

篠原の—の子ぞ」〈肥前風土記


弟姫

読み方:オトヒメ(otohime)

姉妹の妹。


おとひめ 【弟姫・乙姫】

日本伝説で、竜宮にすむという若く美しい姫。弟姫には姉妹のうち妹の姫との意もある。

弟姫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 14:57 UTC 版)

弟姫(おとひめ、弟比売弟日売弟媛)は、 兄姫 えひめ)に対するの姫のこと。日本古代の女性名にしばしば見られる。乙姫に同じ。

  • 弟比売 - 垂仁天皇妃。開化天皇の皇孫美知能宇斯王の娘(『古事記』垂仁巻)。
  • 弟媛 - 景行天皇皇后八坂入媛の妹。父は八坂入彦皇子。景行天皇から妃として迎えられたが固辞し、代わりに同母姉の八坂入媛を推薦した(『日本書紀』景行紀)。
  • 弟比売 - 大碓命妃。三野国造の祖大根王の娘(『古事記』景行巻)。
  • 弟姫 - 景行天皇の皇女。母は八坂入媛(『日本書紀』景行紀)。『古事記』景行巻では「弟比売」。
  • 弟媛 - 仲哀天皇妃。来熊田造大酒主の娘(『日本書紀』仲哀妃)。
  • 弟姫 - 応神天皇妃。皇后仲姫の妹(『日本書紀』応神紀)。『古事記』応神巻では「弟日売」。河派仲彦の娘の弟媛とは別人。
  • 弟媛 - 応神天皇妃。河派仲彦の娘(『日本書紀』応神紀)。仲姫の妹の弟姫とは別人。
  • 弟媛 - 呉王から応神天皇に与えられた四人の織工女の一人(『日本書紀』応神紀)。雄略天皇12年正月条にも酷似した記事がある。
  • 弟姫 - 允恭天皇妃。皇后忍坂大中姫の妹。通称、 衣通郎姫 そとおしのいらつめ(『日本書紀』允恭紀)。
  • 弟媛 - 反正天皇妃。皇夫人津野媛の妹(『日本書紀』反正紀)。『古事記』反正巻では「弟比売」。



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