TIRS(Thermal Infrared Sensor)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 20:59 UTC 版)
「ランドサット8号」の記事における「TIRS(Thermal Infrared Sensor)」の解説
熱近赤外センサ(TIRS)は、地表から放出される熱赤外線をとらえるセンサで、解像度は100mである。ランドサット7号ではETM+の一つのバンドにまとめられていたが、ランドサット8号では2つのバンドに分けられ、それぞれのバンドで検出を行うように改められた。検出器にはゴダード宇宙飛行センターで開発された量子井戸型赤外線検知素子が使用されている。 ランドサット8号と7号の観測センサの比較ランドサット8号 ランドサット7号 観測機器 バンド 波長 解像度 観測機器 バンド 波長 解像度 OLI 1 0.43-0.45μm 30m ETM+ 2 0.45-0.51μm 30m 1 0.45-0.52μm 30m 3 0.53-0.59μm 30m 2 0.53-0.61μm 30m 4 0.64-0.67μm 30m 3 0.63-0.69μm 30m 5 0.85-0.88μm 30m 4 0.78-0.90μm 30m 6 1.57-1.65μm 30m 5 1.55-1.75μm 30m 7 2.11-2.29μm 30m 7 2.09-2.35μm 30m 8(パンクロ) 0.50-0.68μm 15m 8(パンクロ) 0.52-0.90μm 15m 9 1.36-1.38μm 30m TIRS 10(熱赤外) 10.60-11.19μm 100m 6(熱近赤外) 10.40-12.50μm 60m 11(熱赤外) 11.50-12.51μm 100m
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