tamoxifen

日本化学物質辞書Web

タモキシフェン

分子式：	C26H29NO
その他の名称：	Tamoxifen、ICI-47699、2-[4-[(Z)-1,2-Diphenyl-1-butenyl]phenoxy]-N,N-dimethylethanamine、2-[p-[(Z)-1,2-Diphenyl-1-butenyl]phenyloxy]-N,N-dimethylethanamine、N,N-Dimethyl-2-[p-[(Z)-1,2-diphenyl-1-butenyl]phenoxy]ethanamine、タモキシフェン、trans-タモキシフェン、trans-Tamoxifen、N,N-Dimethyl-2-[4-[(Z)-1,2-diphenyl-1-butenyl]phenoxy]ethanamine、(Z)-1-[4-[2-(Dimethylamino)ethoxy]phenyl]-1,2-diphenyl-1-butene、(Z)-α-[4-[2-(Dimethylamino)ethoxy]phenyl]-β-ethylstilbene
体系名：	2-[p-[(Z)-1,2-ジフェニル-1-ブテニル]フェニルオキシ]-N,N-ジメチルエタンアミン、N,N-ジメチル-2-[p-[(Z)-1,2-ジフェニル-1-ブテニル]フェノキシ]エタンアミン、2-[4-[(Z)-1,2-ジフェニル-1-ブテニル]フェノキシ]-N,N-ジメチルエタンアミン、N,N-ジメチル-2-[4-[(Z)-1,2-ジフェニル-1-ブテニル]フェノキシ]エタンアミン、(Z)-1-[4-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]-1,2-ジフェニル-1-ブテン、(Z)-α-[4-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]-β-エチルスチルベン

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PDQ®がん用語辞書

タモキシフェン

【仮名】たもきしふぇん
【原文】tamoxifen

女性および男性における特定の種類の乳がんに対する治療に用いられる薬物。さらに、非浸潤性乳管がん（乳管内に異常な細胞がみられる状態）のある女性や乳がんの発生リスクが高い女性に対して、乳がん予防のために用いられている。タモキシフェンはまた、他の種類のがんに対する治療薬としても研究されている。この薬物は乳房においてエストロゲンというホルモンの作用を阻害する。タモキシフェンは抗エストロゲン薬の一種である。「tamoxifen citrate（クエン酸タモキシフェン）」、「nolvadex（ノルバデックス）」とも呼ばれる。

乳がん用語集

タモキシフェン

Tamoxifen

抗エストロゲン剤。商品名はノルバデックス、タスオミンなど。

→ホルモン療法（内分泌療法）、 抗エストロゲン剤

ウィキペディア

タモキシフェン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/29 21:34 UTC 版)

タモキシフェン（Tamoxifen、TAM）とは、抗悪性腫瘍剤（抗がん剤）の一種。イギリスICI社（現アストラゼネカ社）によって1963年に開発された非ステロイド性の抗エストロゲン剤である。クエン酸塩が、ノルバデックス（販売：アストラゼネカ）などの商品名で市販されている。