ストレイン
物体に外力が作用すると、その内部に生じた応力(ストレス)が材料を構成する分子構造に変化を起させ、外形寸法に変化が生じる。これを変形といい、変形量の元寸法に対する割合、すなわち単位寸法当たりの変形量をひずみ(ストレイン)という。ひずみを測定するには被測定体の表面にストレインゲージを接着材で貼り、それに加わる引張り応力の変化量をきわめて少ない電気抵抗の変化に置き換え、さらに電気抵抗の変化を、電流の変化量としてストレインメーターで増幅し読み取る方法が一般的に行われている。機械装置や各種構造物に加わる応力の分布状態を把握し、それらの安全性や耐久性などを評価する。
Weblioに収録されているすべての辞書からストレインを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- ストレインのページへのリンク