シフトアップ
変速機において、1速→2速のように低い段位から高い段位へ変速することをいう。この言葉は、MTでもATでも使い、アップシフトともいう。MTでは、シフトアップするとギヤ比は小さくなりエンジン回転が下がるので、変速時の操作力はシフトダウンよりも軽くてすむ。理由は、段位の高いギヤのコーンにシンクロナイザーリングを押し付けて同期させるので、クラッチディスク回転を下げることになるが、もともとオイルの攪拌抵抗が自然に下がる方向にあるため、同期操作力が小さくてすむ。シフトダウン操作力は、逆にクラッチディスク回転を上げる必要があるので、攪拌抵抗がプラスされる方向に働いて大きくなる。
Weblioに収録されているすべての辞書からシフトアップを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- シフトアップのページへのリンク