セミアクティブサスペンション
在来式の主ばねを残したまま、アクチュエーターを補助ばねとして作用させ、アクティブ制御を行うサスペンション。ロール、ピッチ運動のアクティブ制御機構と協調するセミアクティブ機構が普及している。セミアクティブの呼びは一般のアクティブ制御にはない自動車独特のもので、リンカーンがこの呼び方を採用して以来、アクティブ、セミアクティブの区分は各社まちまちの解釈で用いられてきた。マルチモード可変制御システムをセミアクティブと呼ぶケースも多いが、手動選択システムはパッシブであり、電子自動制御システムには電子式サスペンションと定義が与えられている。
参照 サスペンションシステム、電子制御式サスペンション- semi-active suspensionのページへのリンク