バックミラー
自車の後方を視認するための後写鏡。トレーラーを除くすべての車両に装備義務がある。車外のアウターミラー(ドアミラー、フェンダーミラー、リヤアンダーミラーなど)と室内のインナーミラーの2種に大別される。日本ではバックミラーともいうが、これは和製英語。正しくはリヤビューミラー、ドライビングミラーと呼ぶ。構造は、規定の障害物が確認できるよう調節が可能なことと同時に、走行中の風圧や振動で動かず、一定の位置を保持できなければならない。室外鏡は歩行者の安全を守るために可倒式ミラーに、室内鏡は乗員の保護のために脱落式ミラーにしなければならない。視認できなければならない後方の範囲は、自動車の種類ごとに詳細が決められており、そのために室外鏡は車体最外側から250mm未満まで突き出ていてもいいとされている。この場合、車両全幅はバックミラーではなく車体の最外側になる。
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