クォーター法
アメリカで一般的に採用されている市場調査のための有意抽出法。個人調査を例にとれば、性・年齢・職業・地域別に、母集団に比例するように標本数を割り当てておき、調査員が条件にあった対象者を選ぶ。標本の属性分布が母集団のそれと一致することは確かだが、質問項目に対する回答まで母集団を代表しているかは保証の限りではない。しかし、調査目的にあったサンプリング・フレーム(調査対象者の名簿)が利用できない場合は、次善の策として用いられており、わが国でも、市場調査の主流を占めるようになっている。また、クォーター法は、地域内での個別情報をとりやすいところから、営業地域のエリア調査や、新規出店の商圏調査に利用されていることが多い。
「quarter method」の例文・使い方・用例・文例
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