アルビオン (小惑星)とは? わかりやすく解説

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アルビオン (小惑星)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 18:35 UTC 版)

アルビオン
15760 Albion
アルビオンの軌道。青がアルビオン、
赤が惑星(一番外側の赤は海王星)、
黒が太陽。
仮符号・別名 1992 QB1
分類 太陽系外縁天体
軌道の種類 エッジワース・
カイパーベルト

キュビワノ族
発見
発見日 1992年8月30日
発見者 D. ジューイット
J. ルー
軌道要素と性質
元期:2011年2月8日 (JD 2,455,600.5)
軌道長半径 (a) 44.222 AU
近日点距離 (q) 40.897 AU
遠日点距離 (Q) 47.546 AU
離心率 (e) 0.075
公転周期 (P) 294.08
軌道傾斜角 (i) 2.18
近日点引数 (ω) 4.49 度
昇交点黄経 (Ω) 359.36 度
平均近点角 (M) 19.05 度
前回近日点通過 1995年頃
次回近日点通過 2289年頃
物理的性質
直径 ~120 km
質量 ~9.0 ×1017 kg
平均密度 ~1.0 g/cm3
表面重力 0.017 m/s2
脱出速度 0.045 km/s
絶対等級 (H) 7.2
アルベド(反射能) 0.07?
表面温度 ~58 K
Template (ノート 解説) ■Project

アルビオン (15760 Albion) は、冥王星以後に発見された最初の太陽系外縁天体である。それ自身の仮符号に因んで名付けられたキュビワノ族(キュービーワン + o)に属する。

1992年ハワイマウナケア天文台群デビッド・C・ジューイットジェーン・ルーにより発見された。

発見者は当初名称として「スマイリー (Smiley)」を提案していたが、既に小惑星番号1613番が天文学者に因んで同じ名前を付けられていたため、発見から約26年間「小惑星15760番」、又は単に「QB1」と呼ばれていた。この間、他の太陽系外縁天体が次々と発見されて命名が続き、2018年1月31日、ウィリアム・ブレイク神話のアルビオンにちなんで名付けられた。

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