macOS 10.12, Sierra
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 05:25 UTC 版)
「AppleScript」の記事における「macOS 10.12, Sierra」の解説
macOS側のセキュリティ機能とAppleScriptの処理系のすり合わせが不十分なままOSがリリースされてしまったために、macOS 10.12, SierraにおいてはAppleScriptをドロップレットとして保存し、ファイルをドラッグ&ドロップした場合には、ファイルの処理が行われなかったりファイル処理の順序が以前のOSのとおりに行われなかったりする。 これは、ファイルの拡張属性(Xattr)の1つ「com.apple.quarantine」により発生する。インターネット上からダウンロードしたファイルなどは、その安全性が担保されていない状態であると(macOSが)みなし、この「com.apple.quarantine」属性が添付される。 ユーザーの操作によりファイルのオープンを許可された(「ダウンロードされたファイルですが、オープンしてもよいですか?」という確認ダイアログでユーザーに承認)場合には処理されるが、同属性がついたままだとドロップレットによる処理が行われない。一応回避手段は存在するが、初心者には理解が難しいものとなっている。。 sayコマンドで日本語読み上げ音声を指定して「もげる」「捥げる」を読み上げると正常に読み上げられない(NSSpeechManagerのバグで、SwiftやObjective-Cでも同様のバグが発生し、iOSでも状況は同じ)。。 Enum「NSNotFound」の定義が間違っており、-1ではない値を返す(10.13.1にて修正)。 use AppleScript version "2.4"use scripting additionsuse framework "Foundation"current application's NSNotFound-->9.22337203685478E+18 --macOS 10.12.x--> -1--macOS 10.13.1など通常の挙動
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