ハシ・メサウド油田
【英】: hassi messaoud oilfield
アルジェリア東部のサハラ砂漠内で、1956 年、S. N. REPAL(アルジェリア石油探査公社)によって発見された同国最大の油田。 当初、油田の北半部は CEP 、南半部は S. N. REPAL の鉱区であったが、現在はSONATRACH(国営石油会社)と TOTAL との合弁で操業されている。1980 年以降産油量は公表されていないが、1979 年には 547 千 b/d であった。産油層はカンブリア紀の 4 枚の砂岩で、上から下へ R1 、Ra、R2、R3 と名づけられている。主要産油層は Ra で、深さは約 3,300m 、厚さは 100 ~ 145m である。原油比重は 43.5 ~ 45.4°API、硫黄分は 0.15 %。生産された原油は、地中海岸のベジャイアまで(口径 24 インチ、長さ 660km )とスキクダまで(口径 34 インチ)の 2 本のパイプラインで送られている。 |
ハシメサウド油田
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ハシメサウド油田(ハシメサウドゆでん)は、アルジェリア中北部にある油田である。推定可採埋蔵量は90から100億バーレル。
- 1 ハシメサウド油田とは
- 2 ハシメサウド油田の概要
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