ジャイロ‐センサー
ジャイロセンサー
高速回転体が、空間に対して回転軸を一定方向に維持する性質(コマなど同じ原理)を利用して、回転角を検出する装置をいう。フリージャイロの外枠を車体に取り付ければ、回転軸との相対角変位により、車体の空間姿勢を測定することができる。また、回転体を外枠にばねでつなげば、ジャイロスコピックモーメントに比例する力を測定でき角速度も換算できる。これをレートジャイロという。クルマではこれらを利用して、ヨー角やロール角、ピッチ角などの角速度の測定を行う。最近では、高速回転体を要しない圧電セラミックを用いた振動型レートジャイロやガスレートジャイロなどの新形式が開発され、各種車両運動制御システムのセンサーに使われている。
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