グロビン
英訳・(英)同義/類義語:globin, apohemoglobin
ヘムと結合してヘモグロビンを構成するタンパク質で、グロビン遺伝子族を形成する。ヒトではアルファグロビン、ベータグロビンなどが特定部位にクラスタを形成しており、発生段階に従って順次発現することが知られている。
酵素タンパク質モチーフなど: | グルココルチコイド受容体 グルココルチコイド受容体タンパク質 グルタミン合成酵素 グロビン グロブリン ケラチン ゲルゾリン |
グロビン
(globin から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/29 23:51 UTC 版)
グロビン群 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
デオキシヘモグロビンの構造。[1]
|
|||||||||
識別子 | |||||||||
略号 | Globin | ||||||||
Pfam | PF00042 | ||||||||
Pfam clan | CL0090 | ||||||||
InterPro | IPR000971 | ||||||||
PROSITE | PS01033 | ||||||||
SCOP | 1hba | ||||||||
SUPERFAMILY | 1hba | ||||||||
CDD | cd01067 | ||||||||
|
グロビンは球状タンパク質の一群である。このタンパク質はグロビンフォールドを持っている。グロビンのうち有名なものはミオグロビンとヘモグロビンであり、共にヘムを含んでいるとともに、酸素の運搬に関わる。
グロビンは、ヘムを含んでいる、酸素との結合や運搬に関わっているタンパク質である。多くの生物に存在し、非常にサイズが大きいのが特徴である。
例
- CYGB
- HBA1, HBA2, HBB, HBD, HBE1, HBG1, HBG2, HBM, HBQ1, HBZ, MB
グロビンの例:
- ヘモグロビン (Hb)
- ミオグロビン (Mb)
- ニューログロビン
- サイトグロビン
- エリスロクルオリン
- レグヘモグロビン (legHb)
- 非共生ヘモグロビン (NsHb)
- フラボヘモグロビン (FHb)
- グロビンE
- プロトグロビン
- HbN
- シアノグロビン
- HbO
- Glb3
関連項目
脚注
- ^ Kavanaugh JS, Rogers PH, Case DA, Arnone A (April 1992). “High-resolution X-ray study of deoxyhemoglobin Rothschild 37 beta Trp----Arg: a mutation that creates an intersubunit chloride-binding site”. Biochemistry 31 (16): 4111–21. doi:10.1021/bi00131a030. PMID 1567857.
- globinのページへのリンク