フルシンクロ
トランスミッションの同期噛み合い装置をシンクロメッシュ機構と称し、後進を除き、前進すべてシンクロメッシュである場合をフルシンクロと称している。シンクロメッシュは、変速時、同期機構により連結部の周速が等しくされるため、変速操作を迅速かつ容易に行うことができる。当初、減速比が大きい1速ギヤはシンクロメッシュ機構がない(常時噛み合い式ドッグクラッチ型)のが一般的であり、フルシンクロはセールスポイントとしても利用された。なお、シンクロメッシュは、コンスタントロード型、イナーシャロック型、およびサーボ型の3タイプに大別される。
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