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極圧。荷重を加えながら相対運動している2物体間の接触部において、薄い潤滑膜が存在するところと固体接触が生じているところが混在する境界潤滑状態で、微視的にみて突起同士が接触している部分はきわめて高い面圧が発生しているが、この圧力のことをいう。この部分から焼付き現象が起こる。
極圧
荷重を加えながら相対運動している2物体間の接触部において、薄い潤滑膜が存在するところと固体接触が生じているところが混在するような境界潤滑状態では、突起同士が接触しているところなどできわめて高い面圧が発生しており、この部分のことをいう。この部分から焼付き現象が起こり、ギヤ歯面でスコーリングが発生する。極圧を防止するには、表面の突起部分だけを除去するような加工(ラップ、スーパーフィニッシュなど)を行い、表面粗さをHp(プラトー率)で管理したり、極圧添加剤入りの潤滑油を使用する。終減速機に使用するハイポイドギヤは、歯面の荷重が高く歯筋方向の滑りが大きいので焼き付きやすく、極圧添加剤入りのギヤ油を使っている。
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