偏平比・偏平率
タイヤの偏平比または偏平率は、タイヤの断面高さ÷断面幅の呼び、の百分比であり、アスペクトレシオともいう。規格上の偏平率の呼びは、一部の例外を除き5の倍数で表している。規格上の断面幅の呼びは、断面幅の数値を末尾が常に5となるように表しているので、実際の偏平比の数値と一致するとかぎらない。1977年のJIS改正で、偏平タイヤとラジアルプライタイヤの規格を採用したときに導入された概念で、その後の技術進歩に対応して小さな数字のシリーズが追加されてきた。現在は、小型トラック用ラジアルプライタイヤ95シリーズ(175/95R14 103/101L LTなど)から、乗用車用ラジアルプライタイヤ40シリーズ(255/40ZR17)までの種類のタイヤが規格化され、35%の実用例もある。
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