空洞共振とは? わかりやすく解説

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空洞共振

英語 cavity resonance

壁で囲まれ空間空洞と呼ぴ、そのなかの媒質振動状態にあるとき、その空間幾何学的な特性によって決まる、特定の周波数共振が起こること。空洞共鳴ともいい、小さい音、振動入力でも大き音圧となる。共振状態では空洞内には定在波、すなわち、音の振幅の腹と節の位置動かない音圧分布となる。自動車車室内も空洞形成しており、室内寸法で決まる特定周波数の音、振動入力で空洞共振が起こる。エンジン振動、吸・排気音路面刺激などで空洞共振が誘起されこもり音ロードノイズとして問題となる。定在波のため刺激周波数、すなわちエンジン回転数などによっては後席のみで聞こえケースもある。

参照 こもり音定在波ロードノイズ
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。


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