カーシェアリング
クルマの用途に合わせて、必要十分な機能のクルマを使い分けること。とくに1日の走行距離が短い都市内走行用途に特化させたコミューターカーとして、環境・エネルギー問題へ負のインパクトの少ない超小型EVの利用が考えられてきた。都市内では保管場所の制約や経済性から、用途に合わせた複数台の車両を保有することは得策ではない。以上から生活に密着した都市内や大規模住宅団地でのドアツードアのパーソナルな移動手段として、EVを個人で保有せずに共同利用システム、すなわちカーシェアリングシステムを提供することが有効であるとして、1996年ごろから、自動車メーカー各社から超小型EVの発表とともにその利用システムの提案がなされて、実験的導入が進められてきた。現在、その発展形として超小型EV利用新交通システムの開発が進められている。
参照 近未来型地域交通システム(ICVS)- car-sharing systemのページへのリンク