ビート音
周波数が近い2つの音が同じくらいの音圧で到達すると、全体として2つの周波数の、差の周波数で音圧が大きくなったり小さくなったりを繰り返す物理的現象で、うなり音ともいう。自動車での事例としては、エンジン回転のある次数の振動あるいは音と、エンジンによるベルト駆動で動くコンプレッサーなど、補機の回転のある次数の振動による音とで、プーリー比が1.0に近い場合に、車内でビート音となるケースがある。また、トータルギヤ比によっては、タイヤユニフォミティーのある次数成分の振動とでビート音を生じるケースなどがある。音圧レベルが高くなくても、時間的に変化するため耳障りであり、周波数を離すか、片方の音圧を下げることで低減される。
「beat noise」の例文・使い方・用例・文例
- beat noiseのページへのリンク