エアバッグセンサー
衝突を検知してエアバッグの起動、作動をつかさどり、的確なセンシングと信頼性が要求される重要なパーツ。センシングシステムには電子式と機械式があるが、基本的にはGセンサー(加速度センサー)である。センサーは、車体前面の左右と中央の複数箇所に設置されていたが、設定調整を含めた容易性からシングルポイントセンサーが主流となっている。エアバッグの展開速度は、Gセンサーに発生した加速度と、作用した時間から設定速度を決定している。日本の自動車では約20~30km/hが展開の開始速度となっている。
参照 Gセンサーセーフィングセンサー
エアバッグシステムに用いられているセンサーで、前面衝突用と側面衝突用がある。おもにリードスイッチ、スプリング、マグネットによって構成され、設定限度を超えた衝突の際、マグネットがスプリングを圧縮して移動し、マグネットの磁力でリードスイッチの接点が閉じてスイッチがオンする。前面衝突用も側面衝突用も同じ構造である。
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