ablatorとは? わかりやすく解説

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アブレータ ablator

表面高温さらされると、表面溶融気化して熱を奪い内部まで熱が伝わるのを防ぐことをアブレーションといい、このような性質をもつ熱遮断材料をいう。FRPはこの特性優れている

アブレータ

(ablator から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 04:42 UTC 版)

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アブレータ (Ablator) とは、炭素繊維ガラス繊維などにフェノール樹脂のような合成樹脂を含浸させて作られた繊維強化プラスチック製耐熱材のことである。

概要

再突入データ収集装置i-Ball
  • 空力加熱から機体を守るために使用され、焼けて溶けながら内部を守る役割をする[1]
  • 主な吸熱原理により、昇華溶融炭化の3種類に分類され、そのうち炭化アブレータが最も信頼性が高く、適用範囲も広い。

用途

脚注

  1. ^ 山田哲哉、安部隆士「「はやぶさ」カプセルの地球大気再突入時におけるプラズマ現象とその周辺 (PDF) 」 『プラズマ・核融合学会誌』第82巻第6号、プラズマ・核融合学会、2006年6月25日、 368-374頁、 NAID 110006282076

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