.xpi
読み方:エックスピーアイ
.xpiとは、Webブラウザ「Mozilla」において機能を拡張するためのプラグインに付くファイルのことである。
.xpiはZIP形式でまとめられた複数のファイルから構成されており、実体はZIP形式と変わらない。そのため、拡張子 .xpiを .zip や.jar に変えることで、他の一般のアーカイバによって展開することが可能となりる。逆に、一般の形式で作成されたプラグインをMozillaへ組み込む際には、拡張子を手動で .xpiへと変更する必要があることもある。
(2)読み方:エックスピーアイ
.xpiとは、画像ビューア「Susie」のプラグインである「.spi」の形式で入力されたビットマップファイルを、別の形式へエクスポートするためのプラグインにつく拡張子のことである。
XPInstall
(XPI から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 02:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動拡張子 | .xpi |
---|---|
MIMEタイプ | application/x-xpinstall |
開発者 | モジラ・ファウンデーション |
XPInstall(英: Cross-Platform Install、XPI)は Mozilla Firefox、Mozilla Thunderbird、Mozilla Application Suite などの XUL ベースで作成されたアプリケーションへ拡張機能をインストールする技術形式。モジュールはインストールスクリプトなどの設定ファイルやプログラムのデータファイルを含んだZIP形式のファイルで構成される。
Mozilla Firefox 0.7 及び Mozilla Thunderbird 0.5 以降、パッケージはプログラムファイルなどの指定ファイルをプロファイルディレクトリにコピーしたり古いパッケージのファイルを削除するよう指示したインストール情報スクリプトファイル(install.js
)を含むようになっている。また、最新の XPInstall では install.js
の機能がchrome.manifest
と install.rdf
へと置き換えられるようになった。
XPI方式のファイルはクライアントにドラッグ・アンド・ドロップするだけで拡張機能インストーラーとして認識され、容易にインストールを行えるようになっているほか、あらかじめ設定を行えばウェブページ上からブラウザ形式のクライアントへ直接インストールを実行出来るようになっている。しかし Firefox 1.0 以降、Mozilla Add-ons などを除きほとんどサイトから提供されるパッケージは初期設定で全てブロックされるようになっており、インストール許可の設定を行わなければウェブページからのインストールを実行できない。このホワイトリスト形式は悪意あるサイトから拡張機能に偽装された不正プログラムのインストールを防止することが目的となっている。
外部リンク
- XPIのページへのリンク