XM-3、XM-4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 16:09 UTC 版)
「XM (人工衛星)」の記事における「XM-3、XM-4」の解説
XM-3とXM-4は、XM-1とXM-2の後継衛星で、ボーイングが製造した次世代の放送衛星である。放送できるチャンネル数は、130以上である。太陽電池の構成以外は、XM-1とXM-2の形態と同様である。XM-1とXM-2のデザインと異なり、2翼の太陽電池アレイを構成する太陽電池パネル数が増えて、太陽電池アレイ各々に1枚ずつ増えて6枚となった。この為に、アレイの全長が長くなった。XM-1とXM-2で採用されていた太陽電池に入射する太陽光線を増強するための反射板は、早期劣化の問題でXM-3とXM-4には採用しなかった。発生電力自体は増えていない。XM-3は2005年3月1日(UTC)に、XM-4は2006年10月30日(UTC)に打ち上げられた。両衛星ともに、打ち上げは成功した。現在、XM-3は西経85度に、XM-4は西経115度に配置され、放送電波を発射して運用中である。
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