X線の動力学的回折理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/06 06:36 UTC 版)
「動力学的回折理論」の記事における「X線の動力学的回折理論」の解説
X線の動力学的回折理論には2つのアプローチがある。 1つ目はエバルトとラウエの理論で、結晶を3次元的に周期的な誘電率をもつ媒質とし、その中で成立する電磁波の場をマクスウェルの方程式によって解く。 2つ目はダーウィン(英語版)の理論で、完全結晶を構成する平行な網平面の1枚1枚による透過波と反射波のつり合いを考えて結晶内部の波動状態と結晶表面からの反射波の振幅を求めるものである。
※この「X線の動力学的回折理論」の解説は、「動力学的回折理論」の解説の一部です。
「X線の動力学的回折理論」を含む「動力学的回折理論」の記事については、「動力学的回折理論」の概要を参照ください。
- X線の動力学的回折理論のページへのリンク