バル火山とは? わかりやすく解説

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バル火山

(Volcán Barú から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/25 18:13 UTC 版)

バルー火山
標高 3,474 m
所在地 パナマチリキ県
位置 北緯8度48分28.8秒 西経82度32分34.8秒 / 北緯8.808000度 西経82.543000度 / 8.808000; -82.543000座標: 北緯8度48分28.8秒 西経82度32分34.8秒 / 北緯8.808000度 西経82.543000度 / 8.808000; -82.543000
山系 タラマンカ山脈
種類 成層火山
最新噴火 1550 ± 10 年
バル火山
バルー火山の位置(パナマ
プロジェクト 山
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バルー火山 (バルかざん、スペイン語: Volcán Barú, またはチリキー火山、スペイン語: Volcán de Chiriqui[1])は標高3,474 mあるパナマで最も高い山である。コスタリカの国境から約35 km離れた位置にある。

山の高度があることとパナマの国土が比較的短い幅であることにより、晴れた日にはバル火山の山頂から太平洋カリブ海の両方を見ることができる。

概要

バルー火山は休眠状態である。けれどもチリキ県の西部の北米大陸分水嶺英語版のすぐ南にある潜在的な活火山である[2]チリキー川英語版カルデーラ川英語版とが流れ出る涼しい高地の肥沃な地域に囲まれている。山の西側にはボルカン英語版セロ・プンタ英語版の町がある。一方、東麓にはボケーテ英語版がある。

山頂では時折または凍雨が降ることが報告されている。最低気温が0°Cを下回ることもあり、乾季に頻繁に形成される。

噴火

火山の最後の大噴火は凡そ西暦500年頃にあった。1550年頃には小噴火のいくつかの形跡と報告がある。2006年には山の直下で群発地震が発生し、将来的に爆発力を伴った噴火の可能性が懸念された。

国立公園

火山は1976年に14,325 haの面積を有するバルー火山国立公園 に指定された。公園はメソアメリカ生物回廊英語版の一部である。動物相はクロシャクケイ英語版セグロクマタカ英語版アンダーウッドウオクイマウス英語版ミヤマユキヒメドリ英語版ズアカサザイ英語版、そしてクロキモモシトド英語版が含まれる[3]

ギャラリー

脚注

  1. ^ "バルー火山". Global Volcanism Program. Smithsonian Institution. Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  2. ^ Volcán Barú: Eruptive History and Volcano-Hazards Assessment”. 2011年3月17日閲覧。
  3. ^ Volcan Baru/ Panamá”. Osatravel. 2012年6月8日閲覧。

関連項目

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