V・G・エルモラーエフ記念試作設計局とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > V・G・エルモラーエフ記念試作設計局の意味・解説 

V・G・エルモラーエフ記念試作設計局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 10:19 UTC 版)

V・G・エルモラーエフ記念試作設計局(イェルモラーイェフロシア語:ЕрмолаевイルマラーイェフОпытное конструкторское бюро Ермолаеваオープィトナイェ・カンストルークタルスコイェ・ビュロー・イルマラーイェヴァОКБ Ермолаеваオーカーベー・イルマラーイェヴァ)は、ソ連航空機メーカーのひとつ。代表者はヴラジーミル・グリゴーリエヴィチ・エルモラーエフ(イェルモラーイェフ;Владимир Григорьевич Ермолаев)。

概要

V・G・エルモラーエフ記念試作設計局は、1939年に開設された。代表機は中型爆撃機Yer-2で、1940年に初飛行を果たした。大祖国戦争においてベルリンなどドイツ本土への爆撃を行い、ナチス・ドイツへ止めを刺した爆撃機と言われた。1944年12月31日にエルモラーエフがチフスで死去したことにより、翌1945年3月に設計局はスホーイの設計局に併合された。設計中であった新型の双発ジェット機Su-9としてスホーイ設計局で完成されたが、試作に終わった。一方、Er-2の発展型であったYer-2Nも同じくスホーイ設計局へ開発が引き継がれたものの、大戦の終了の影響もあり実戦配備はなされなかった。

航空機

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「V・G・エルモラーエフ記念試作設計局」の関連用語

V・G・エルモラーエフ記念試作設計局のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



V・G・エルモラーエフ記念試作設計局のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのV・G・エルモラーエフ記念試作設計局 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS