UTMS
新交通管理システム。ITSの一環として交通の安全と円滑化、環境の保護などを目的に、警察庁の研究プログラムとして1993年に発足した。
参照 UTMS21、新交通管理システム新交通管理システム(UTMS)
ITSの一環として交通の安全と円滑化、環境の保護などを目的に、新しい総合交通管理を目指し、警察庁の研究プログラムとして1993年に発足したシステム。UTMSは車載装置との双方向通信に光ビーコンを用い、従来の交通管制システムをより高度化、インテリジェント化した高度交通管制システム(ITCS)を中核として、交通情報提供システム(AMIS)、公共車両優先システム(PTPS)、安全運転支援システム(DSSS)、緊急通報システム(HELP)、緊急車両支援情報通信システム(FAST)、歩行者等支援情報通信システム(PICS)などが順次検討されてきた。2001年、官民組織と共同でAMISはVICS、PTPSはバス優先通行システム、HELPはHELPNETとして全国に展開されている。DSSSでは出合い頭衝突警報、左折巻込み警報、歩行者横断情報提供などの公開実験も行われており、またパトカー専用であったFASTも消防庁と連携して消防車や救急車への展開も始まっている。
参照 緊急通報システム(HELPNET)、高度道路交通システム、ビーコンシステム、VICS- Universal Traffic Management Systemsのページへのリンク