URL redirectionとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > URL redirectionの意味・解説 

リダイレクト (HTTP)

(URL redirection から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 16:31 UTC 版)

ウェブサイトにおけるリダイレクト: redirect)とは、ウェブサイトの閲覧において、指定したウェブページから自動的に他のウェブページに転送されること。URLリダイレクト(URL redirection)とも言われる。

通常はウェブページのURLが変わったときに、元のURLから新しいURLへ誘導するときに用いられる。フィッシング詐欺サイトへの誘導などで用いられている場合もある。

HTTPリダイレクト

HTTPヘッダにあるHTTPステータスコードにてリダイレクトの種類を伝え、Location:ヘッダで移動先を伝える。種類には301 Moved Permanently(恒久的な移転)や302 Found(発見)などがある。Webサーバの設定ファイル(Apacheの場合、httpd.confファイルや.htaccessファイル)や、CGIなどで指定できる。

metaタグによるリダイレクト

HTML文書のhead要素内にmeta要素の http-equiv属性の値に"refresh"を記述する。content属性で文書を読み込んでから何秒後に転送させるかを指定する。HTTPステータスコードはリダイレクトなしで直接アクセスした場合と同様のコードが返される。

metaタグ記述例
<meta http-equiv="Refresh" content="3; url=http://www.example.com/">と設定すると、3秒後にhttp://www.example.com/へ自動転送される。
content="3"の3の部分が転送までの時間を意味する。
クローラーの解釈
各種検索サイトのクローラーの解釈は,それぞれ異なるので注意が必要である。0秒の場合、Yahoo! JAPANの場合は301リダイレクト(永久的なリダイレクト)と扱われる[1]Google検索の場合はサーバサイドで301リダイレクトの使用を奨めている[2]

クライアントスクリプトによるリダイレクト

JavaScript等のクライアントスクリプトを用いて、自動でページ遷移する処理を記述することで、転送をする方法。locationまたはlocation.hrefへの代入などの方法がある[3]

セキュリティなどの理由でスクリプトの実行を許可していないウェブブラウザでは、転送されない。また、HTTPレスポンスではリダイレクトなしで直接アクセスした場合と同様のステータスコードが返されるため、検索エンジンなどのクローラに移転したことが伝わらない場合もある。

関連項目

参考文献

  1. ^ リダイレクトとは?”. ヤフー株式会社. 2019年3月閲覧。
  2. ^ Google がサポートしているメタタグ”. Google. 2019年3月閲覧。
  3. ^ window.location - Web API インターフェイス”. MDN. 2019年3月閲覧。

外部リンク


「URL redirection」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「URL redirection」の関連用語

URL redirectionのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



URL redirectionのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリダイレクト (HTTP) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS