UNICEFにおける「日本ユニセフ協会大使」の位置づけ
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UNICEFは、UNICEFの広報・募金活動などを推進するためのスポークスパーソン(メッセンジャー)として、「UNICEF親善大使 (Goodwill Ambassador) 」を任命している。UNICEF公認の「親善大使」には大別して「International(国際大使)」「Regional(地域大使)」「National(国内大使)」の3種がある。 1990年代はじめまで数名しか存在しなかったUNICEF親善大使は、すべてユニセフ本部(ニューヨーク)が任命しその活動をサポートしていた。1984年に任命された黒柳徹子はこの一人だったため、現在もユニセフ本部の一つであるユニセフ東京事務所がその活動をサポートしている。しかしユニセフの事業規模の拡大にともない、途上国にあるユニセフの地域事務所(Regional Office)や現地事務所(Country Office)、そして先進国にあるユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が、本部の承認のもと、それぞれの立場でユニセフ親善大使を任命できるようにした。 「ユニセフ日本委員会大使(日本ユニセフ協会大使)」は、このうち「国内大使」にあたる。「UNICEF国内大使」は、各国のユニセフ国内委員会が任命し、ユニセフ本部が承認する。従って、「日本ユニセフ協会大使」である長谷部はUNICEF本部公認の「国内大使」である。UNICEF本部のサイトでは、長谷部の名が「National Ambassador」として明記されている。なお、アグネス・チャンは、ユニセフ地域大使就任以降も、2016年9月現在、ユニセフ本部サイトでは「国内大使」の項目に名前が表示されたままになっている。
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