Uバーン(地下鉄)への転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/18 02:39 UTC 版)
「シュタットバーン (ウィーン)」の記事における「Uバーン(地下鉄)への転換」の解説
1976年以来、シュタットバーンは新たに設立されたUバーンのシステムに組み込まれていった。U4号線については、ウィーン川とドナウ運河線のシュタットバーンの駅の大半は完全に造り直された。プラットホームの高さは95センチに引き上げられ、架空電車線方式から第三軌条方式に変更された。オーストリアのSGP社によって製造されたU型と呼ばれる新しいUバーンの車両が導入された。シュタットバーンのギュルテル線であったU6号線は、ほとんどそのまま残された。オットー・ワーグナー様式の駅舎は可能な限り保存された。信号と電気関係のみ更新され、駅と高架橋は更新され、左側通行から右側通行に変更された。歴史的な路線の限られた耐荷能力を考えると、駅と線路を完全に変更することは工費が高く付きすぎるのであっただろう。シュタットバーンのE6、c6型車両は運行を続けたが、2008年末までに廃車となり、1995年以来、新たに低床のT、T1型車両に置き換えられた。
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