Type 2(「ホスト」)ハイパーバイザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 10:20 UTC 版)
「ハイパーバイザ」の記事における「Type 2(「ホスト」)ハイパーバイザ」の解説
ハードウェア上でまず別のOSが稼働し(このOSをホストOSと呼ぶ)、その上でハイパーバイザが(ホストOSのアプリケーションとして)稼働し、更にはハイパーバイザの上で更に別のOS(このOSをゲストOSと呼ぶ)を稼働させる方法である。狭義においては、Type 2はハイパーバイザには含まれない。 例としては以下のものがある。 VMwareのVMware Server、VMware Workstation、VMware Player、VMware Fusion マイクロソフトのVirtual PC(Windows 7専用のWindows Virtual PCを含む)とMicrosoft Virtual Server オラクルのVirtualBox パラレルスのParallels WorkstationとParallels Desktop オープンソースのQEMU オラクルのSolarisのKernel Zone 必ずしもすべてのハイパーバイザが、Type-1,2のいずれかに明確に分類出来るものではない。例えばLinuxで動作するKVM、およびFreeBSDで動作するbhyveは、ホストOSカーネルにハイパーバイザを埋め込んでしまうもので、仮想化の機能としてはType-1に属する。しかしゲストOSがホストOS上で1プロセスとして動作する事、また、ホストOS自体はハイパーバイザ上では動作しないため、これらの観点ではType-2に属するという意見もある。
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