トラクスタン級駆逐艦とは? わかりやすく解説

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トラクスタン級駆逐艦

(Truxtun-class destroyers から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/05 17:32 UTC 版)

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トラクスタン級駆逐艦
基本情報
艦種 駆逐艦
命名基準 海軍功労者。一番艦はトーマス・トラクスタン代将に因む。
就役期間 1902年 - 1919年
前級 ローレンス級
次級 スミス級
要目
常備排水量 433トン
全長 79,10 m
最大幅 7.08 m
吃水 1.83 m
ボイラー 水管ボイラー×4缶
主機 直立式三段膨張レシプロ蒸気機関×2基
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 8,300馬力
速力 30ノット
乗員 78名
兵装 ・50口径7.6cm単装砲×2基
・5.7cm単装砲×5基
・18インチ連装魚雷発射管×2基
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トラクスタン級駆逐艦英語: Truxtun-class destroyers)は、アメリカ海軍駆逐艦の艦級[1]

設計

1898年度計画で建造された400トン型駆逐艦16隻のうち、メリーランド製鋼所の設計によるものとして、1902年に3隻が竣工した。基本構成はハーラン&ホリングスウォース社のハル級と同様で、船首楼型船首部をタートルバック状としており、機関配置を反映して煙突は2群に分離している。ただし煙突が若干低いという相違点がある[1]

第一次世界大戦では商船団の護衛に従事した。大戦後、3隻そろって1919年に除籍され、商船に改装された。

同型艦

由来の人物は、アメリカ独立戦争から擬似戦争まで私掠船を統率したトーマス・トラクスタン代将
メリーランド鉄工所スパローズポイント造船所にて1899年11月13日起工・1901年8月15日進水・1902年9月11日就役、1919年7月18日退役後民間貨物船として再就役。
由来の人物は、独立戦争でハンナ号を率い、大陸海軍初勝利となるガスピー号撃破を達成したエイブラハム・ホイップル船長。
メリーランド鉄工所スパローズポイント造船所にて1899年11月13日起工・1901年8月15日進水・1903年2月17日就役、1919年7月7日退役後売却。
由来の人物は、米墨戦争南北戦争に士官として参戦し、戦後の軍政を担ったジョン・L・ウォーデン少将。
メリーランド鉄工所スパローズポイント造船所にて1899年11月13日起工・1901年8月15日進水・1903年3月17日就役、1919年7月13日退役後売却。

参考文献

  1. ^ a b 中川務「アメリカ駆逐艦史」『世界の艦船』第496号、海人社、1995年5月、 20頁。

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