ティーピー‐モニター【TPモニター】
TPモニタ
読み方:ティーピーモニタ
TPモニタとは、オンライン上でのトランザクション処理(OLTP)を制御するソフトウェアのことで、一連の処理をひとつのトランザクションとして扱い、データに一貫性を持たせる仕組みである。
TPモニタはホストコンピュータに搭載され、遠隔地に設置された端末からデータを受け取った際には予め定められた処理を行い、その結果を再び端末に送り返す。この際、ホストと端末でともに処理が成功すれば、その処理をコミット(確定)し、いずれか一方が失敗すればデータは処理前の状態から変更されない。
たとえば銀行ATMから出金する際、ホストコンピュータが処理を成功させてもATM端末が現金の払い出しに失敗した場合は、一連の処理が失敗したとみなされ、口座残高に変動はない。このように、ひとまとまりのトランザクションが全て成功した場合した場合のみ処理を確定させ、どこかひとつでも失敗すると処理全体を失敗とすることで、データの一貫性を高める仕組みとなっている。
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