TSIM SHA TSUIとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > TSIM SHA TSUIの意味・解説 

尖沙咀

(TSIM SHA TSUI から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 14:49 UTC 版)

座標: 北緯22度17分38.33秒 東経114度10分16.39秒 / 北緯22.2939806度 東経114.1712194度 / 22.2939806; 114.1712194

尖沙咀
尖沙咀の日景
中国語 尖沙咀 / 尖沙嘴
発音記号
標準中国語
漢語拼音 Jiānshāzuǐ
注音符号 ㄐㄧㄢ ㄕㄚ ㄗㄨㄟˇ
粤語
IPA [t͡si̋ːm.sä̋ː.t͡sɵ᷄y̑]
粤拼 Zim1 saa1 zeoi2
尖沙咀のスターフェリー乗り場、尖沙咀天星埠頭中国語版
尖沙咀の夜景
カオルーン・シャングリ・ラ

尖沙咀(せんさしょ、または尖沙嘴広東語読み: ツィムサーツイ、: Tsim Sha Tsui、チムサーチョイ)は、香港油尖旺区にある九龍半島南端の商業地区である。

地理

油尖旺区油麻地・尖沙咀・旺角を合わせた行政区)に属する。佐敦道中国語版(ジョーダンロード)と加士居道中国語版(ガスコインロード)以南、およびMTR東鉄線以西で囲まれた地区を指す。また佐敦道と柯士甸道(オースチンロード)に囲まれた地域を通称佐敦(ジョーダン)と呼び、また漆咸道南中国語版(チャタムロードサウス)とMTR屯馬線で囲まれた地域を尖沙咀東、通称尖東(チムトン)と呼ぶ。

概要

九龍地域でもっとも賑わいを見せる商業地域で、様々な人種の人びとが行き交う。競うように看板が道路上にせり出し、所せましと商店が軒を連ねる、ごみごみとしたアジアの混沌を象徴するかのような街の雰囲気に圧倒される旅行者は多い。

ザ・ペニンシュラ香港カオルーン・シャングリ・ラリージェント香港ニューワールドミレニアム香港ホテルをはじめとする最高級ホテルや商店、商業施設が多く立ち並ぶ。また、香港の気象庁に当たる香港天文台や、香港太空館中国語版香港芸術館香港科学館中国語版九龍公園といった文化・官公庁施設も多く、多くの日本企業もこの地区にオフィスを構えている。西岸の広東道沿いにも、近代的なオフィスビルやショッピングセンターが並び、安宿が多く集まるビルとして有名な重慶大厦も地区中心部にある。

九龍地区の目抜き通りであるネイザンロードが中心部を南北に貫き、九龍半島香港島を結ぶスターフェリーの乗り場や、中国大陸方面やマカオ行きのフェリーが発着する中港城埠頭、MTR荃湾線尖沙咀駅やMTR屯馬線尖東駅、バスターミナルがあるなど、香港の交通の要衝である。またかつて、現在のスター・フェリー・ピアの近くに九広鉄道九龍駅が存在したが(1978年に紅磡に移転)、当時の駅舎の一部であった時計台・尖沙咀鐘楼に、現在もその名残を留めている。

ビクトリア・ハーバーに面した地区南部の東部海浜公園と、香港の映画スターの手形が敷き詰められた公園内の遊歩道「アベニュー・オブ・スターズ」は、香港の一大観光スポットとなっており、ここから見られる中環のビル群の夜景は、対岸の香港島のヴィクトリア・ピークからのものと並んで有名である。

関連項目


「Tsim Sha Tsui」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  TSIM SHA TSUIのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「TSIM SHA TSUI」の関連用語

1
取り壊し ウィキペディア小見出し辞書
32% |||||

2
30% |||||

3
TST 百科事典
14% |||||

4
日本国外でのサポート拠点 ウィキペディア小見出し辞書
14% |||||

5
尖東駅 百科事典
10% |||||

6
10% |||||

7
8% |||||

8
尖沙咀駅 百科事典
8% |||||

9
8% |||||

10
佐藤商事 百科事典
6% |||||

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



TSIM SHA TSUIのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの尖沙咀 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS