Stylometry

デジタル大辞泉

スタイロメトリー【stylometry】

読み方：すたいろめとりー

文章の癖や特徴から、その書き手を推定または特定をすること。また、それに関する学問分野。特定の単語の使用率、句読点や一文の長さなどを統計学的に分析する。計量文体学。→計量文献学

IT用語辞典バイナリ

スタイロメトリー

別名：計量文体学
【英】stylometry

スタイロメトリーとは、文体（文章スタイル）上の特徴を統計学的に分析して筆者を特定・同定する手法のことである。

文章には、1文の長さや構成、句読点づかい、好んで用いられる単語や表現など、さまざまな要素に書き手の癖・傾向・個性が見出される。スタイロトメトリーによってこうした文章上の特徴を分析・比較することで、書き手が不明の文書の著者や書かれた年代の推定・特定が実現しうる。

ウィキペディア

計量文献学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/17 07:54 UTC 版)

計量文献学 (けいりょうぶんけんがく、英: stylometry) とは、文献の特徴を数値化し、統計学的手法を用いて文献の分析や比較を行う方法、またはそれに関する学問分野。文体に注目して計量文体学などの名も使われる。