StriX(ストリクス)シリーズ
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「Synspective」の記事における「StriX(ストリクス)シリーズ」の解説
2020年12月15日、初の実証機StriX-α(ストリクス・アルファ)をニュージーランドのマヒア半島にある発射場からRocket Lab社のElectronロケットにより打ち上げた。2021年2月、日本の民間の小型SAR衛星(100kg級)として初めて画像取得に成功している。同機は、世界初のスロットアレーアンテナ方式を採用しており、7枚の軽量・薄型アンテナパネルで構成されている。衛星打ち上げ時は折りたたまれて70センチ角の非常にコンパクトなサイズで、小型ロケットのフェアリングにも収まるサイズになる。衛星が周回軌道に載ったあと、自動的に約5メートルのアンテナとして展開する。地上分解能は1〜3mで観測幅は10〜30km、1回の撮影でおよそ2,000kmまで撮影可能で、単偏波(VV)データを取得する。
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