Sonata K.63 L.84とは? わかりやすく解説

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スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ ト長調

英語表記/番号出版情報
スカルラッティ, ドメニコソナタ ト長調Sonata  K.63  L.84

作品解説

2012年2月 執筆者: 丸山 瑶子

K. 63 2/4 CAPRICCIO Allegro G-dur 2:10

 前後セクション重なりあうため、形式上移行が非常にスムーズで、流れるように楽想紡ぎ出される。しかし「奇想」の語に最も適す要素は、むしろ調プランだろう。前半主調から属調反復記号後は属調から関係調経て主調転調するため、一見、調プラン定石通り見える。しかし各半部分終了間際上声半音変化を介して同主短調転調してしまう。その上最終的に定石通りのD-durへ完全終止する前半とは異なり作品締めくくるカデンツは、同主短調ト短調終止する。あえて主調から逸脱した曲の終わり方は正に奇想」的といえる




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