Sibelius開発危機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/22 06:02 UTC 版)
「Sibelius」の記事における「Sibelius開発危機」の解説
2006年よりAvidに買収されたSibeliusであるが、2012年7月2日、Avidは従来Sibeliusの開発を行っていたロンドンのオフィスを経営判断から閉鎖し、従業員は転勤か退職、ソフトの開発はウクライナのキエフに移すと発表した。オフショアのソフトウェア研究開発会社であるGlobalLogicはウクライナで新しい開発チームを求めてプログラマを探索しており、Avidは、そこでSibeliusの開発が継続されるとしている。この動きに対し、Facebook内にSave Sibeliusという抗議団体が形成されている。また、この結果として、Steinbergがロンドンに新たに立ち上げた「楽譜作成と教育市場の研究開発センター」にSibelius UKでシニア・プロジェクト・マネージャーだったDaniel Spreadbury氏を新オフィスのプロダクト・マーケティング・マネージャーとして、スタッフの一人Ben Timms氏をヘッドとして登用しており、今後の動向が注目されている。 現在は経済面の援助の見通しが立ったことで、今後も問題なく開発可能とされている。
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