Say Anything (X Japan song)とは? わかりやすく解説

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Say Anything

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 16:08 UTC 版)

Say Anything
Xシングル
初出アルバム『Jealousy
リリース
規格 シングルCD (8cm)
録音 Complex Studio
ジャンル ロックバラード
時間
レーベル SIREN SONG
プロデュース X
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間3位(オリコン
  • 1992年度年間33位(オリコン)
  • X シングル 年表
    Standing Sex/Joker
    (1991年)
    Say Anything
    (1991年)
    Tears
    (1993年)
    テンプレートを表示

    Say Anything」(セイ・エニシング)は、X(現・X JAPAN)が1991年12月1日にリリースした8作目のシングル

    解説

    3作目のアルバム『Jealousy』からのリカットで、X名義時代の最後のシングルにして最大のヒット曲。テレビ朝日ドラマララバイ刑事'91』のエンディング・テーマとして採用された。

    『Jealousy』はYOSHIKIの体調不良などでレコーディングが遅れていた上に、CBS・ソニーの株式上場のために発売日が当初の予定より大幅に早まった。そのため「ART OF LIFE」や「Standing Sex」の収録は見送られたが、YOSHIKIが『Jealousy』のエンディングにと考えていた「Say Anything」は、ロサンゼルスでのレコーディング期限が終了し、日本に帰国した後にもCBSソニー信濃町スタジオで数時間のボーカルレコーディングが続けられ、結果として完全に満足いくものではなかったものの、『Jealousy』のリリースに間に合わせた。そのためYOSHIKIが"打倒「ENDLESS RAIN」を目指して書いた"楽曲であるものの、「失敗作」と振り返る。

    YOSHIKIはこの曲を制作途中で一度は没曲にしようとしたが、結局周りに説得された事でなんとか完成まで持ち込んだという。そういった複雑な経緯はあったもののYOSHIKIは後に「結果的に"Say Anything"は世に出して本当に良かったと思う」と述べていた。[1]

    この曲はキーも高く後半は高音パートが連続するゆえ、レコーディングは終了時にToshlが吐血したといわれるほど難航した。

    ジャケットは裸で水に打たれるYOSHIKI。この撮影で風邪をひいたYOSHIKIが翌日の横浜アリーナ公演で演奏中に倒れ、公演は延期となった[2]

    リカットシングルながら59万枚を売り上げ、X名義のシングルでは最も高いセールスを記録した。

    ライブでは、主にS.Eとして使用される事が多く、1995年の東京ドーム公演以来(バンド形式では1992年の東京ドーム3日間連続公演以来)、生で演奏されることは無かったが、2008年のX JAPAN再結成公演『攻撃再開 2008 I.V.〜破滅に向かって〜』では、3月28日のライブ初日にToshIPATAHEATHの3人によるアコースティック・バージョンで約13年ぶりに演奏された。SUGIZO加入後の『WORLD TOUR Live in TAIPEI』では彼のバイオリンもフィーチャーされている。

    2001年12月1日に出生した敬宮愛子内親王への生誕曲として、YOSHIKIがオーケストラ・バージョンを記念曲として贈った。出生日はシングル発売からちょうど10年後であった。

    globeがリミックス・アルバム『global trance 2』でカバーしている。

    カップリングの「Silent Jealousy (Live Version)」は1991年の盛岡公演より。

    収録曲

    8cmCD
    全編曲: X。
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「Say Anything」YOSHIKIYOSHIKI
    2.「Silent Jealousy (Live Version)」YOSHIKIYOSHIKI
    合計時間:

    パーソネル

    収録アルバム

    #1

    #2

    脚注

    1. ^ ARENA37℃」2000年11月号
    2. ^ 市川哲史『ART OF LIFE』(ロッキング・オン、1992年)p. 170

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