あきのたむらそう (秋の田村草)
●わが国の本州から四国・九州それに東アジアに広く分布しています。山地や野原に生え、高さは20~80センチになります。茎には4稜があり、長い柄のある葉は3出葉または1~2回羽状複葉で対生します。7月から11月ごろ、分枝した茎の先端に、青紫色の唇形花を段状に輪生して咲かせます。花冠の上唇はやや直立し、下唇は3裂しています。神奈川県から東海・近畿地方に分布する「なつのたむらそう」に似ていますが、「なつのたむらそう」の雄蘂が花冠の中央に突き出るのに対して、本種ははじめ花冠の上唇に沿って斜上し、のちに下方に屈曲します。
●シソ科アキギリ属の多年草で、学名は Salvia japonica。英名はありません。
乳葉草
知々乃波久佐
知々及波久散
秋田村草
美曽波岐
駒止
駒留
鼠尾草
アキノタムラソウ
(Salvia japonica から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/01 08:50 UTC 版)
アキノタムラソウ (Salvia japonica) は、野原に普通な多年草。細長い穂を伸ばして、薄紫色の花を付ける特徴がある。
- 1 アキノタムラソウとは
- 2 アキノタムラソウの概要
- 3 参考文献
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