SVR5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 14:53 UTC 版)
「UNIX System V」の記事における「SVR5」の解説
XENIXの開発元であるSCOは、UnixWareの商標権と System V Release 4.2のコードベースの販売権をノベルから取得した。このころ主要ベンダー(サン、IBM、HP)は既存のSystem V Release 4のコードベースを独自に改造・拡張して使っていた。また、UNIXの商標権はノベルからThe Open Groupに移管されている。System V Interface Definitionを発展させた Single UNIX Specification (SUS) に準拠したOSはUNIXを名乗れるようになった。アップルのmacOSはBSDからの派生だが、SUSに準拠している。他にもBSDやSystem Vの系統ではないOSがSUS準拠となっている。 System V Release 5は1997年、SCOが開発した。SVR3から派生したOpenServerとUnixWareを統合したもので、大規模サーバ向けを意図していた。SCO UnixWare 7としてリリース。またOpenServer 6もSVR5ベースだが、このバージョンは他社では全く使われていない。
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