STM-SQUID磁気顕微鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/08 07:07 UTC 版)
「走査型SQUID顕微鏡」の記事における「STM-SQUID磁気顕微鏡」の解説
走査時に、走査型トンネル顕微鏡(STM)のように試料の凹凸に応じてZ方向にも試料を動かすことができれば、探針を極限まで試料に近づけることができ、より局所的な磁気測定が可能になるので分解能が大幅に向上する。SQUID磁気顕微鏡のパーマロイの探針を使用してSTMと同様にトンネル電流を測定することで表面形状と磁気像を同時に画像化する。絶縁体は観察不可能で真空中でなければ使用できない。100nm程度の分解能で観察可能で、磁性体試料に対してSTM-SQUIDにより、サブμm以下の空間分解能の磁気像が取得できた。
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