SMEJ_(企業)とは? わかりやすく解説

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SMEJ (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/15 07:28 UTC 版)

株式会社SMEJ
SMEJ, INC.
本社が入居していた住友不動産六本木グランドタワー
種類 株式会社
本社所在地 日本
106-0032
東京都港区六本木3-2-1
住友不動産六本木グランドタワー21階
北緯35度39分1.2秒 東経139度45分7.5秒 / 北緯35.650333度 東経139.752083度 / 35.650333; 139.752083座標: 北緯35度39分1.2秒 東経139度45分7.5秒 / 北緯35.650333度 東経139.752083度 / 35.650333; 139.752083
設立 2020年4月1日
廃止 2020年8月1日[注 1]
業種 サービス業
法人番号 4010401152105
事業内容 マネジメント事業、音楽制作、コンサート・イベントの企画制作、MD事業
代表者 南昭英代表取締役
資本金 1,000万円
発行済株式総数 1,000,000株
従業員数 25人
決算期 12月31日
主要株主 エスエム・エンタテインメント・ジャパン 100%
特記事項:上記の会社情報は、全て2020年4月1日時点[1]
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株式会社SMEJ(エスエムイージェー、: SMEJ, INC.)は、かつて存在した日本の芸能マネジメント企業SMエンタテインメント所属アーティストの日本マネジメントを手がけていた。

2020年4月、エスエム・エンタテインメント・ジャパンによる新設分割によって設立され、ファンクラブ事業を除くすべての事業を承継。同年8月、ストリームメディアコーポレーション吸収合併された。

概要

K-POP界のパイオニアであり、世界有数のコンテンツホルダーであるSMエンタテインメントの日本法人、エスエム・エンタテインメント・ジャパンから新設分割により設立された会社[2]。本分割によりSMEJはファンクラブ事業を除くすべての事業を承継し、SM所属アーティストの日本でのマネジメントや音楽制作、コンサートとアルバムプロモーションイベントの企画制作など、K-POP関連の様々な事業を営んできた。

設立から4か月後、ストリームメディアコーポレーション(SMC)を吸収合併存続会社、SMEJを吸収合併消滅会社とする吸収合併の方式により、合併を実施[1]。これによりSMEJは、SMCに合併されて解散した[3]

沿革

2020年4月1日、SMエンタテインメントのグループ会社におけるプロフェッショナリズム向上と経営の安定化、ならびに責任ある経営の強化を目的として、エスエム・エンタテインメント・ジャパン物的分割方式で子会社・株式会社SMEJ株式会社SMEJ Plusを設立。SMEJは、ファンクラブ事業を除くすべての事業を承継した[4]

同月16日、JYPエンターテインメントと共同で、オンライン専用コンサート『Beyond LIVE[注 2]』を運営するための子会社・株式会社Beyond LIVE Corporationを設立[6][7]

2020年8月1日、ストリームメディアコーポレーション(SMC)がSMEJを吸収合併し解散[3]。保有していた子会社2社は、SMCの子会社となった[8]

所属アーティスト

エスエム・エンタテインメント・ジャパンから事業を承継したSMEJが、2020年4月よりSMエンタテインメント所属アーティストの日本マネジメントを担当。しかし同年8月、SMEJはストリームメディアコーポレーションに吸収合併され、その後は同社がマネジメント事業を担当している。

子会社

Beyond Live Corporation
2020年、JYPエンターテインメントとともに設立した『Beyond LIVE』運営会社[6]。合併後は、ストリームメディアコーポレーション(SMC)の連結子会社になった[8]。2022年にはSMCが保有株式の一部を、同じSMエンタテインメントグループに属するドリームメーカーエンターテインメント(DME)に譲渡。これにより連結子会社から除外され[9][10]、2025年現在もDMEの傘下に置かれている。
エブリシングジャパン
カラオケアプリ「everysing」の日本運営会社。2014年5月、エブリシング(SM傘下)、ユニバーサルミュージックジャパンエイベックス・ヴァンガードの3社により設立された合弁会社である[11]。合併後は、ストリームメディアコーポレーションの連結子会社になった。なお、2023年11月をもってサービスを終了しているが、会社は2025年現在も存続している。

※合併前の2020年4月1日時点[1]

主要取引先

※合併前の2020年4月1日時点[1]

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ ストリームメディアコーポレーション吸収合併
  2. ^ 2020年4月に、SMエンタテインメントとNAVERが共同で立ち上げたライブコンサートストリーミングサービス[5]

出典

  1. ^ a b c d 株式会社ストリームメディアコーポレーションと株式会社SMEJの 合併契約締結及び定款の一部変更に関するお知らせ”. 2024年12月13日閲覧。
  2. ^ 当社と株式会社SMEJとの合併完了に関するお知らせ”. 2024年12月13日閲覧。
  3. ^ a b キーイーストの日本子会社SMC、SMの孫会社SMEJを吸収合併へ…事業領域の拡大に期待”. Kstyle (2020年6月1日). 2024年9月24日閲覧。
  4. ^ SM엔터테인먼트 일본에 자회사 2곳 설립, "전문성과 책임경영 강화"” (朝鮮語). Business Post (2020年4月13日). 2024年10月6日閲覧。
  5. ^ SMエンターテインメント、NAVERとタッグ!新たなサービス「Beyond LIVE」を開始…SuperMが26日に初公演”. Kstyle (2020年4月14日). 2025年3月25日閲覧。
  6. ^ a b SM&JYPがタッグ!世界初のオンラインコンサート専門会社「Beyond LIVE corporation」を設立…トップバッターはTWICE”. Kstyle (2020年8月4日). 2025年3月25日閲覧。
  7. ^ 当社と株式会社SMEJとの合併完了に関するお知らせ” (2020年8月4日). 2024年12月13日閲覧。
  8. ^ a b ストリームメディア、韓国SMの孫会社合併”. NNA.ASIA. 2024年12月24日閲覧。
  9. ^ ストリームメディアコーポレーション、Beyond Live Corporationの株式を香港の企業へ譲渡”. 日本M&Aセンター (2022年6月16日). 2024年10月6日閲覧。
  10. ^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ”. 日本経済新聞 電子版. 2024年9月24日閲覧。
  11. ^ SM&エイベックス&ユニバーサルミュージックが合弁設立!今夏カラオケアプリをリリース予定”. Kstyle (2014年4月30日). 2024年10月6日閲覧。



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