SBI Roboとは? わかりやすく解説

SBI Robo

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/06 18:51 UTC 版)

SBI Robo株式会社
SBI Robo Corp.
種類 株式会社
市場情報 未上場
略称 Robo / SBR
本社所在地 106-6019
東京都港区六本木一丁目6番1号
設立 2006年(平成18)11月20日
業種 情報・通信業
事業内容 サーチエンジンの開発、Web 2.0プラットフォームを中心としたサービス企画/開発/運営事業、OEM事業及ソーシャルマーケティング事業
代表者 代表取締役社長 北口浩士
資本金 15億円
(2007年2月14日現在)
主要株主 SBIホールディングス株式会社 84%
FAST Search & Transfer社 16%
関係する人物 北尾吉孝
外部リンク http://www.sbirobo.co.jp/
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SBI Robo株式会社(英文表記:SBI Robo Corp.)は、検索に関する事業等を行う株式会社であった。SBIホールディングスグループの企業として設立された。

概要

前身はソフトバンク子会社の「ソフトバンクRobo株式会社」。ディレクトリ型検索であるヤフー検索エンジンを、Googleのようにロボット型検索化し、Web 2.0化を推進していくという趣旨で設立された。しかし、結局米ヤフーとの折り合いが付かず計画は膠着状態に陥り、北尾吉孝率いるSBIグループの戦略的情報革命を推進するため、SBIホールディングス株式会社の傘下に入った。[仮想世界]の構築や検索エンジンのサービス、実名SNS、ネットメディアの広告代理等事業を行うものの、事業は好転せず、CEOの渡部薫は退任(親会社SBIホールディングス株式会社の事業部長に専念するも2009年末に退任)、現在は各サービスも別の会社に移転し、会社としての活動はない模様。

秋葉原にある本社の他、同社が提供を予定しているサービス「Cyber MEGACITY - 東京0区」にある「ザ・タワー」の100階にもオフィスを構えていた。

2007年2月に検索テクノロジー大手のファストサーチ & トランスファ社が出資を行い、両社の合弁会社となった。

株主構成

(2007年8月現在)

  • SBIホールディングス84%
  • ファストサーチ & トランスファ16%

主な役員

主なサービス

SBI Business

ビジネスパーソン本人が登録した正確なプロフィール検索やSNSを中心に、ビジネスで必要なサービスを網羅したビジネスプラットフォーム。

企業情報Navi

株式コードや銘柄の他、キーワードからでも株価検索が実現できる「E*Search」に、 企業情報や財務情報の検索も可能にした、統合型企業情報検索サイト。

SBIグループはWeb 2.0をFinanceに応用しようとするFinance2.0という概念を提唱しており、このサービスはSBI Roboの提供する最初のFinance2.0サービスということになる。

SBI Cyber MEGACITY

2007年6月にSTUDIO 4℃、アーカイブゲートと業務提携を締結、金融分野における仮想空間「Cyber MEGACITY - 東京0区」を開始するためのジョイントベンチャーを設立することとなった。

Second Lifeの志向する仮想空間とは異なる3D世界の構築を模索しており、デザイン関係でSTUDIO 4℃と提携するなど「日本型」のアニメーションに近い3D世界の構築を目指している。

沿革

  • 2006年6月20日 - ソフトバンクRobo株式会社として設立。
  • 2006年11月20日 - SBIホールディングスが買収。同日、社名を「SBI Robo株式会社」に商号を変更。
  • 2010年1月31日 - 自社で運営していたサービスSBI Businessを株式会社リードジャパン(当時、現在は株式会社ジー・モード)に委譲し、現在は会社として事業を行っていない模様。

関連項目

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