RealAudio 8 with ATRAC3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:31 UTC 版)
「ATRAC」の記事における「RealAudio 8 with ATRAC3」の解説
リアルネットワークスのRealAudioフォーマットでは、RealAudio 8 with ATRAC3としてATRAC3が採用された。暗号化技術のOpenMGも同時に導入され、同社のソフトウェアもネットワークウォークマン等と連携ができるようになった。 ビットレート設定は非常に柔軟で、352kbps、264kbps、176kbps、146kbps、132kbps、105kbps、94kbps、66kbpsなどが利用できる。ただしATRAC3は105kbpsを超える高ビットレート用途を想定して採用されていたため94kbps、66kbpsはオプション扱いで、通常の低ビットレート用途向けには別のコーデックが存在していた。 PC上のファイル作成においては当時のソニー製ソフトウェアと違い暗号化の有無を選択でき、拡張子は暗号化時"rmx"、非暗号化時"rmj"。いずれも、ソニー製ソフトウェアで生成したATRAC3ファイルとの直接的な互換性はないとされている。 なお、RealAudio 10フォーマットではATRAC3のかわりにAACが採用された。
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