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ケサルテナンゴ【Quetzaltenango】

読み方:けさるてなんご

ケツァルテナンゴ


ケツァルテナンゴ【Quetzaltenango】


ケツァルテナンゴ

(Quetzaltenango から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 20:14 UTC 版)

ケツァルテナンゴ
Quetzaltenango
愛称 : Xela
標語 : "Xelajú, La cuna de la cultura, La ciudad de la Estrella"
位置
位置
ケツァルテナンゴ
ケツァルテナンゴ (グアテマラ)
ケツァルテナンゴ
ケツァルテナンゴ (中央アメリカ)
座標 : 北緯14度50分45秒 西経91度31分08秒 / 北緯14.84583度 西経91.51889度 / 14.84583; -91.51889
歴史
建設 1524年
行政
グアテマラ共和国
  ケツァルテナンゴ県
ケツァルテナンゴ
Rolando Barrientos
地理
面積  
  域 122 km2
標高 2,333 m
人口
人口 (2018年[1]現在)
  域 180,706人
  備考 推計

ケツァルテナンゴ(Quetzaltenango)はグアテマラ南部の内陸の都市。人口は約18万人(2018年)で、首都グアテマラシティに次ぐ規模の都市である。ケツァルテナンゴ県の県都。

概要

海抜2,333m の高地に位置しているため、グアテマラの主要都市の中で最も平均気温が低い。伝統的に農業が盛んで、小麦、トウモロコシ、野菜、果物が生産される。山の傾斜地には牧場が広がっている。人口の50%は先住民、49%はメスティーソ、その他が1%である。

歴史

スペインにより植民地化される以前には Xelajú (シェラフ)という名のマヤ人の都市であった。Xelajú はマヤ語で「十の山の傍」を意味する "Xe laju' noj" から来ている。スペインによる植民地化より300年ほど前に町が存在していたが、植民地化以後現在の名ケツァルテナンゴで呼ばれている。1520年代コンキスタドールペドロ・デ・アルバラドがマヤの支配者テクン・ウマンをこの土地で敗北させた。ペドロ・デ・アルバラドは、同盟者だった中央メキシコの部族の言語であるナワトル語の名、ケツァルテナンゴを、この町の名とした。これは一般には「ケツァールの場所」を意味すると考えられているが、異説もある。

1838年から1840年まではケツァルテナンゴは、中米連邦構成国(あるいは州)のひとつ、ロスアルトス(Los Altos)の首都であった。中米連邦の崩壊時に、ケツァルテナンゴは、ラファエル・カレラ率いるグアテマラ軍に征服され、グアテマラの一部となった。

19世紀コーヒーが作物としてこの地方一帯に導入された。ケツァルテナンゴはコーヒーの栽培と集散地として繁栄し、市街にはベル・エポックのヨーロッパ風の建造物がいまもなお多く残る。

現在は有名なアンティグア(Antigua)に次いで語学学校の多い町として知られており、またアンティグアよりも物価が安いこともあって外国人が多い。また長期滞在している欧米人バックパッカーなどの姿もよく見かける。

姉妹都市

脚注

  1. ^ Citypopulation.de Population of departments and municipalities in Guatemala

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