QED_諏訪の神霊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 文学作品 > 小説 > 日本の推理小説 > QED_諏訪の神霊の意味・解説 

QED 諏訪の神霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 03:37 UTC 版)

QED 諏訪の神霊
著者 高田崇史
発行日 2008年1月10日
発行元 講談社
ジャンル 推理小説
日本
言語 日本語
形態 ノベルス
ページ数 316
前作 QED 〜flumen〜 九段坂の春
次作 QED 出雲神伝説
コード ISBN 978-4-06-182577-2
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

QED 諏訪の神霊』(キューイーディー すわのしんれい)は、高田崇史による日本推理小説QEDシリーズの第15作である。2008年1月10日に講談社ノベルスより刊行された。

出版履歴

内容

平成10年5月。今となっては、とても有名な長野県諏訪大社のお祭り「御柱祭」で唯一の死亡者が出た。それからお馴染み桑原崇と棚旗奈々のペアが、またもや連続殺人事件に巻き込まれてしまう。はたして桑原崇は事件を解決できるのか。御柱祭と御柱祭とともに諏訪大社で行われる「御頭祭」の本当の意味が事件とともに崇に立ちはだかる。

登場人物

桑原 崇(くわばら たかし)
歴史マニアの薬剤師。数々の殺人事件&歴史の謎を解明してゆく。今回は御柱祭の謎について調べているが、本人曰く「色々と調べてみてはいるが、今一つ分からない」らしい。
棚旗 奈々(たなはた なな)
桑原崇と仲良く事件に巻き込まれる薬剤師。よく話の語り部となっている事実上の主人公。今回はいつもより大活躍する。
小松崎 良平(こまつざき りょうへい)
桑原の友人のジャーナリスト。今回の旅行は予定が合わなかったという。
棚旗 沙織(たなはた さおり)
奈々の妹。小松崎同様、今回の旅行には参加できないという。

月見ヶ丘住宅地の住民

鴨志田 翔一(かもしだ しょういち)
桑原の中学時代の同級生。伊賀の「出賀茂神社」の跡取り。7,8年ほど前から諏訪の新聞社に勤めている。忍者の末裔で、苦無を常に持ち歩いている。『QED 九段坂の春』4編のうち、『九段坂の春』・『浅草寺の秋』にも登場する。
緑川 由美子(みどりかわ ゆみこ)
『QED ベイカー街の問題』に登場した緑川友紀子の妹。桑原と奈々の観光に同行する。明邦大学薬学部卒。鴨志田に好意を持っている。
百瀬 麻紀(ももせ まき)
諏訪の歴史に詳しいため、鴨志田に呼ばれて桑原と奈々の観光に同行する。
黛 功司郎(まゆずみ こうしろう)
戸塚の元上司の退職警察官。戸塚を「ジロウ」とあだ名で呼ぶ。栗山の遺体の第一発見者。その後、栗山邸で首を斬られて殺害される。78歳。
栗山 寅蔵(くりやま とらぞう)
第一の被害者。燕沢邸で発見され、撲殺された後に松の木の棒で突き刺されていた。庭には食塩がまかれており、さらに串刺しにされた白兎が残されていた。享年60。
燕沢 義夫(つばめざわ よしお)
黛と共に栗山邸で刺殺される。殺害現場では首を切り落とされた亀が発見される。
浪岡 菊乃(なみおか きくの)
事件の日に、赤江を目撃する。家族は市街へ引っ越しているため一人暮らし。64歳。
赤江 初子(あかえ はつこ)
「諏訪の何もわかっていない」と捜査に非協力的な女性。もともと住宅地の一帯の大地主で、入居者を自分が決める代わりに土地を不動産会社に売った。腹部を刺されて重傷を負い、自宅の庭には首を切られた雀が落ちていた。
藍木 辰夫(あいき たつお)
前回の御柱祭で、御柱に巻きこまれて死亡した男性。その翌年、家族も全員引っ越している。

長野県警

戸塚 良次郎(とつか りょうじろう)
捜査一課警部。50歳。
溝口 康男(みぞぐち やすお)
捜査一課巡査部長。戸塚の直属の部下で一回り年下。熱血漢。36歳。

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「QED_諏訪の神霊」の関連用語

QED_諏訪の神霊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



QED_諏訪の神霊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのQED 諏訪の神霊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS